【競輪】佐藤水菜が豪快まくりでアルテミス賞V パリ五輪目指すホープが魅せた
「アルテミス賞レース」(11日、平)
開催2日目の11Rで実施れたガールズのアルテミス賞レースは佐藤水菜(22)=神奈川・114期・L1=が豪快なまくりを決めて制した。3年後のパリ五輪を目指している佐藤が5月の京王閣に続いて2回目のガルコレVを達成した。
レースは打鐘過ぎに石井が梶田をたたいて先行。最終2角から梶田、久米、山原とまくりの打ち合いになったが、脚をためた佐藤が最終バック5番手から外を一気に踏み上げて、前団をのみ込んだ。
「もがき合いの上をまくる作戦。後ろの小林さんには函館(フェスティバル)のときに抜かれているし、振り切って勝つことができてよかった」と笑顔で振り返った。
次の目標はガールズグランプリ、その先はパリ五輪でのメダル獲得だ。「ガールズケイリンと競技の両立は大変だけど、どちらでも頂点に立てるように頑張りたい」。二刀流に挑む22歳から目が離せない。