【競輪】吉沢純平が川崎G3を制覇 アキレス腱断裂から復活「こんなに早く結果が出てうれしい」

 「アーバンナイトカーニバル・G3」(8日、川崎)

 吉沢純平(36)=茨城・101期・S1=が最終2角5番手からまくりで1着。17年6月取手以来3回目のG3優勝。2着には吉沢のまくりを追いかけた門田凌(愛媛)。3着には桜井正孝(宮城)が入った。また、9Rで行われたガールズ決勝は尾方真生(22)=福岡・118期・L1=が4連勝の完全Vを果たした。

 10年バンクーバー冬季五輪に出場したオリンピアン・吉沢が3回目のG3優勝を達成した。今年は不運の連続だった。2月奈良記念で鎖骨骨折、4月には練習中にアキレス腱(けん)を断裂したが、復帰2場所目となった今開催で復活のV。レースは目標の雨谷と連係を外してしまったが、最終2角から自分でまくって、迫る門田を振り切った。

 「最後はいっぱいいっぱい。こんなに早く結果が出てうれしい。川崎の病院で鎖骨もアキレス腱(けん)も手術してもらった。川崎で勝てて良かったです」とニッコリ。

 本来ならこの優勝で11月のG1・競輪祭出場権利を獲得だが、出走本数不足で出ることはできない。しかし、来年2月には地元の取手でG1・全日本選抜が開催される。「地元G1で結果を出せるようにこつこつ頑張っていく」と前を向いた。大ケガを乗り越えて目標の地元G1優勝まで突っ走る。

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