【POG】サウンドクレア 姉サウンドキアラに続け!追うごとに良化、満を持して出陣

 「新馬戦」(8月1日、新潟)

 厩舎ゆかりの血統馬が、満を持してデビュー戦を迎える。日曜新潟5R(芝1800メートル)にスタンバイするキタサンブラック産駒のサウンドクレア(牝、栗東・安達)は、重賞3勝馬サウンドキアラの半妹。馬体重は約430キロで、安達師は「まだ線が細く、上とはタイプが違います。脚長で薄い感じで、もう少し体もほしいですね」と、今後の成長に期待を寄せる。

 栗東CWと坂路を併用し、丹念に調整してきた。22日の栗東CWでは、姉の主戦も務め初戦の手綱を取る松山を背に3頭併せ。最後方から追走すると力強い末脚で最先着を決めた。5F68秒5-38秒3-12秒0を計時。師は「時計は出ましたが、テンを控えたのもあったので」と慎重だったものの、追うごとに動きは良化している。

 「ゲートで頭を上げるところがあるので、ちゃんと出てくれたら。おとなしくて変な癖はないですし、実戦で良さが出れば」とトレーナー。重賞戦線で活躍する姉の背を追い、夏の越後路から第一歩を踏み出す。

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