【POG】ウェストファリア ディープインパクト×独オークス馬の良血

 「新馬戦」(24日、新潟)

 7冠馬ディープインパクト産駒の良血が夏の新潟開幕を飾る。土曜5R(芝1600メートル)にスタンバイするウェストファリア(牝、美浦・手塚)は400キロに満たない小柄な牝馬だが、母フィオドラもドイツオークス馬という一流の血筋だ。

 「体は今で380キロぐらいかな。でも幅があるし、追い切りでもいい動きをしている。能力はありそうだよ」と手塚師。その言葉通り、14日の1週前はベストマジック、21日はアルコディオーサと、ともに美浦Wで古馬1勝クラスを相手に、馬なりのまま互角の動きを披露した。

 「少し気性がきついけど、それが走る方へ向いてくれれば」と指揮官。半兄のリメンバーメモリーが1勝クラスを完勝した新潟で、まずは初戦突破を狙う。

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