藤田菜七子 得意の“千直”セピアノーツで重賞Vに色気

 久々の重賞騎乗で芝重賞初Vを狙う。夏の新潟開幕を飾るアイビスSDで、セピアノーツとコンビを組む藤田菜七子騎手(23)=美浦・根本=は、2月のデイリー杯クイーンC以来の重賞騎乗。舞台は自身にとって最も得意な新潟競馬場。通算137勝のうち最多の58勝をマーク。開催リーディングや一日4勝(19年10月5日)も達成しているコースだ。

 14日の「東京2020五輪聖火リレー」(東京競馬場)の点火セレモニー(トーチキス)に参加し、「アスリートの皆さんに負けないぐらい頑張りたい」と宣言。有言実行とばかりに先週の福島で土日2勝を挙げるなど、得意の新潟開催へギアを上げてきた。

 アイビスSDは3年連続の挑戦(過去9・10着)だが、“千直”では過去10勝と相性は悪くない。セピアノーツでも昨秋の未勝利戦を逃げ切っている。当時以来の手綱に、菜七子は「ゲートが上手で、スピードのある馬」と評価。昇級後は2桁着順が続くが、ここで一変しても驚けない。「格上挑戦になりますが、頑張りたいと思います。あとはいい枠(外枠)を引きたいですね」と週末に期待を膨らませていた。(デイリースポーツ・村上英明)

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