【アイビスSD】タマモメイトウ連勝へ鋭い切れ味 藤岡師「思い通り調整できた」
「アイビスSD・G3」(25日、新潟)
前走Vの勢いに乗って重賞初Vを狙うタマモメイトウは21日、切れ味鋭い動きを披露した。
鋭い伸びが好調の証しだ。タマモメイトウは栗東坂路で単走追い。全体時計は4F53秒8だが、ラスト2Fは12秒3-12秒3と切れた。藤岡師は「前半の入りが遅かったけどね。我慢が利くようになった分、最近はラスト1Fで12秒台が出るようになった。それまでは13秒台が普通だった馬だからね。思い通りの調整ができた」と納得の表情だ。
初の千直だった前走がいきなりのV。「一度使ってみたいと思っていたけど、うまくいった。1000メートルであの上がり(3F33秒4)が使えるんだから合う」と舞台適性の高さに感心する。
ハンデ戦→別定戦となる今回は斤量が3キロ増。また、稍重の前走とは違って開幕週の良馬場で高速決着が見込まれる。「条件が変わるので展開がハマってほしい」。自慢の末脚を繰り出し、前走の再現を描く。