【競輪】石井寛子が直線強襲でフェスティバルV2 「地道に練習をした成果出せて良かった」
「ガールズケイリンフェスティバル」(18日、函館)
11Rで行われたガールズ決勝は直線で鋭く伸びた石井寛子(35)=東京・104期・L1=が2018年(松戸)以来2回目の優勝を飾った。
石井が自慢の差し脚を発揮した。ビッグレース優勝は19年8月コレクション(名古屋)以来7回目。「長かった。地道に練習をしてきた成果が出せて良かった」と喜びを爆発させた。
レースは持ち味のSを決めて前受け。尾方が位置を求めて上昇すると、迷わず受けて2番手確保。6番手から仕掛けてきた佐藤-小林後位へ切り替えて、3番手から鋭脚発揮で突き抜けた。「番手だけじゃなく3番手から勝負できる練習をしてきた。この優勝でグランプリ出場は決まったと思うし、12月に向けてコツコツ練習をしていきたい」。
ガールズケイリン初の全場制覇、初の通算賞金1億円突破、100V一番乗りなど、ガールズケイリンの歴史をつくり続けるレジェンドがさらなる記録更新に突き進む。