【競輪】岸和田高松宮記念杯で宿口陽一がG1初制覇 吉田拓矢目標からVゴール

 「高松宮記念杯・G1」(20日、岸和田)

 12Rで決勝戦が行われ、宿口陽一(37)=埼玉・91期・S1=が1着。吉田拓矢(茨城)目標から差し切って、G1初優勝を飾った。先にまくった山崎賢人(長崎)を追う形から差した吉田が2着、福島勢追走から直線で外に持ち出して強襲した守沢太志(秋田)が3着に入った。

 宿口は日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)91期生で、2006年7月にデビュー。S級ではF1しか優勝していないが、選手生活14年11カ月にして、G1優勝を飾った。

 ヒーローの宿口は「夢なんじゃないかなって感じです」と優勝を実感できていない様子。「吉田君の頑張りに尽きます。(レース中は)吉田君との連係を外さないようにと無我夢中でした。まさか1着でゴールができると思っていなかったですが、すごくうれしいです」と喜びを口にした。

 続けて「僕には重すぎます」と高松宮記念杯の重みを実感。「信じられないですね。(年末にはKEIRINグランプリ2021に出走できるが)今後も1つ1つのレースをこなすだけです。今回は(同じ埼玉支部の)平原(康多)さんはケガで出られませんでしたが、近いうちにG1の決勝で連係して、ワンツーをすることが目標です」と語った。

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