【POG】コナブラック、父・キタサンブラックに勝る完成度 清水久師「課題ない」

 「新馬戦」(20日、阪神)

 新種牡馬キタサンブラック産駒がいよいよデビュー。父も所属した栗東・清水久厩舎のコナブラック(牡)が、福永とのコンビで20日阪神5R(芝1600メートル)に登場する。

 父はJRA・G1・7勝を挙げ、16&17年の年度代表馬に輝いた名馬。母系も優秀で、祖母アンブロワーズは04年函館2歳Sを制し、続く阪神JFでも2着。母コナブリュワーズも芝の短距離で4勝を挙げており、スピードを脈々と伝えている。

 16日の最終リハは栗東坂路で4F53秒5-38秒5-12秒2。しまい強めに追われて鋭い反応を返した。清水久師は「性格的にドンと構えているところが父に似ていますね。この時期にしっかりと負荷をかけても応えてくれる。今のところは何も課題がない」と父譲りのタフさを強調。担当の宮本助手も「自分からハミを取るし、気持ちが前向き。それでいて、追ってからも味がある。結構、馬力もありますよ」と素材の良さを感じている。年明けデビューだった父に勝る完成度の高さで、初戦を突破してみせる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス