【ボート】永井彪也が戸田イースタンヤング優勝 「体が勝手に動いた」と2コースからツケマイ
「イースタンヤング・G3」(17日、戸田)
開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、2号艇の永井彪也(28)=東京・109期・A1=が、2コースからまくって制した。優勝は昨年12月の多摩川以来で通算10回目。同時に「プレミアムG1・ヤングダービー」(9月21~26日、徳山)の優先出走権を獲得した。2着は関浩哉、3着には上條暢嵩とG1ウイナーで上位独占となった。
力ずくでねじ伏せた。コンマ09のトップSを決めた永井は、「体が勝手に動いた」と1Mでツケマイを敢行。そのプレッシャーに動じたインの上田は、操縦ミスでターンマークに衝突して後退した。
昨年のイースタンヤング(桐生)優勝戦は痛恨のF。豪快なレースで雪辱を果たした。6月の優勝も初めてで、「季節の変わり目のネガティブな面も克服された」と喜ぶ。
今節はエース57号機が相棒だったが、納得の仕上がりには程遠かった。それでも「いいエンジンだったが、難しい面はあった。いろいろ勉強になった」と収穫を口にする。
今年は東京支部の先輩たちが元気だ。師匠の中野次郎は優勝3回、浜野谷憲吾は4月の大村G1で優勝。「置いて行かれないよう、追い越せるように頑張る。攻めの気持ちは持ちたい」。ひと回り成長したイケメンが躍進を誓う。