「ウエスタンヤング・Ｇ３」（１７日、宮島）

　佐々木完太（２５）＝山口・１２０期・Ａ２＝が「半年前から意識していた」と言う通算１００勝のメモリアル星で、優出一番乗りを決めた。準優１０Ｒはインからコンマ１１の的確スタート（Ｓ）を放つと、一気に伸びて１マーク（Ｍ）を先取り。俊敏なターンを繰り出して、他艇に何もさせない完勝劇を演じた。「伸びられるどころかＳして出て行ったし、このメンバーならかなり強かった。ターン回りも悪くないし、全部の足に二重丸が付きます」と仕上がりに納得だ。

　狙うはもちろんデビュー初優勝のみ。「今回のエンジンは１月の下関で乗って超抜エンジンと前検から同じような雰囲気。足的にはチャンスは十分にあるし、初優勝をしたい。３コースは得意。Ｓを思い切り行ってまくり差したい」と気合は満点。俊敏ターンで抜け出して、初Ｖと地元で行われるプレミアムＧ１・ヤングダービー（９月２１～２６日・徳山）の出場権を手に入れる。