【POG】インプロバイザー サマー1200女王の母譲りの素質
「新馬戦」(13日、中京)
ダイワメジャー産駒のインプロバイザー(牡、栗東・音無)が日曜中京5R(芝1200メートル)にスタンバイ。母リトルゲルダは14年に北九州記念-セントウルSを連勝。同年のサマースプリント女王に輝いた快速牝馬だ。
雄大な芦毛の馬体は母の姿と重なるが、秘めるスピードも母譲り。調教段階からその片りんを見せている。5月27日、6月2日と2週連続で、実戦でもコンビを組む松若を背に栗東坂路4F52秒台をマーク。力強いフットワークで年長馬にしぶとく食らいついた。
「気性が難しいけど、ケイコは動いているね。スピード一辺倒だけじゃないと思う。そこそこ走るんじゃないかな」。確かな素質に音無師の期待も大きい。まずは初戦をモノにして、母同様にスプリント戦線を駆け抜ける。