【エプソムC展望】アルジャンナ重賞初Vだ

 「エプソムC・G3」(13日、東京)

 デビュー時から大きな期待をかけられてきたアルジャンナが、重賞獲りに王手をかけた。昨年のダービー18着後は脚部不安で長期休養に入ったが、8カ月半ぶりの復帰戦を5着にまとめると、前走のマイラーズCはメンバー最速の上がりで2着。脚力は健在だ。秋の飛躍につなげるためにも、きっちりタイトルを手中にしておきたい。

 都大路Sで2着と復調気配を示したマイラプソディ。先に抜け出した勝ち馬をとらえることはできなかったが、次につながるレースぶりだった。気配は引き続き良好。デビューから3連勝で京都2歳Sを制し、クラシック候補と呼ばれた大器。ここで完全復活をアピールする。

 谷川岳Sでシュリは途中からハナを奪うと、長い直線を粘り切って勝利。年明けの京都金杯は馬場の悪いところに脚を取られて5着止まりだったが、良馬場で反撃に成功した。ベストはマイル戦だが、芝1800メートルでも勝ち鞍があり、距離は守備範囲。渋った馬場にならなければ、上位争いに顔を出す。

3連勝でオープン入りを果たしたヤシャマル。競馬を重ねて決め手に磨きがかかっており、重賞初挑戦でも通用しそうな雰囲気。今回の舞台では〈2・1・1・0〉と適性が高く、展開に左右されない強みもある。

 昨年の毎日王冠5着以来となるザダル。1週前追い切りは、美浦Wでラストまでビッシリ追われる意欲的な内容。間隔はあいているが、重々しさはなく態勢は整いそうだ。

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