【競輪】和歌山ルーキーS 小売業の社員から転身した堀井美咲 初日3着で2日目も好走だ

 「競輪ルーキーシリーズ2021・CTC杯・F2」(4日、和歌山)

 5月にデビューした120期生(ガールズケイリン)に、異色の経歴を持つ選手を発見した。堀井美咲(26)=広島・L1=は、前職が小売業の社員。「ゆめタウンで総菜コーナーを担当していました。実際に総菜を作るのではなく、並べたりするのが仕事でしたね」。久留米、下関などで勤務していたそうで「値引きシールを貼るのも仕事でした。まだ、貼る時間帯でないのに『そろそろ貼ってよ』って言われて『まだです』と断ったりもしましたね」と苦労話を明かした。

 堀井は5月の名古屋でデビュー。1走目は3着だった。前場所の大宮では最終日一般で1着。今場所の和歌山は初日7Rに登場。正攻法の西脇美唯奈(愛知)が先行し、番手の吉川美穂(和歌山)が差し切って1着。吉川に続いた堀井は後方からの追い上げに屈することなく、3着に入った。「(外から仕掛けられたが)内にいた分、こらえられました。感触も悪くないです」とニッコリ。2日目は7Rに登場。自身初の決勝進出へ2着以上が必要(場合によっては3着以下でも決勝進出は可能)。うまく好位を確保できれば、2連単車券に貢献するだろう。

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