【競輪】岸和田F1 新生バンク初1着は中武三四郎 最終2角3番手からまくり切る
「チャリオンTVミクチャ杯・F1」(31日、岸和田)
2019年5月から休催していた岸和田競輪は31日、バンク改修などを施してリニューアルオープン。大阪府に緊急事態宣言が発出されているため、2年ぶりの開催は無観客で実施。競輪ファンがいない中ながらも、初日1Rから激戦が展開された。
オープニングレース(初日1R)を制したのは中武三四郎(28)=大阪・113期・A1。打鐘4角で山口龍也(長崎)に先行されたが、うまく3番手を確保。最終2角からまくって、後続を振り切った。
新生岸和田バンクでの初レースで1着の中武は、業界の注目度が高いことを分かっていて「かなり緊張しました。気持ち悪いくらいでしたね。(競輪関係者の)視聴率も高いでしょうから」とレース前から気が気でなかった様子。「先行したかったですが、とりあえず勝てて良かったです」と緊張感から解放されてニヤリ。軽いと評判の新生バンクだが「重かったです」と明かした。