【天皇賞】アリストテレス反撃態勢 ルメール上機嫌「いい追い切り」
「天皇賞(春)・G1」(5月2日、阪神)
前走の阪神大賞典で7着に沈んだアリストテレスが21日、反撃を予感させる動きを栗東CWで披露した。3馬身先行するシエラネバダ(6歳1勝クラス)と直線で馬体を並べると、ゴール前で軽く仕掛けただけで、スッと脚を伸ばして併入。6F84秒8-38秒1-12秒5をマークした。
2種連続で騎乗したルメールは「いい追い切りでした。コンディションは先週よりいいですね。フットワークも良かったです」と好感触をつかんだ様子。「前回(のレース)はパドックからエキサイトしていましたから。冷静に走れていました」と落ち着きがあったのも主戦を上機嫌にさせた。
全体時計が平凡でもあり、音無師は「82秒くらいを予定していたから、ちょっと遅かったな。来週もCWでしっかりやる」とハードな最終追いを宣言。本番へ向けて着々と態勢を整えている。