【マイラーズC展望】金鯱賞覇者ギベオンに注目

 「マイラーズC・G2」(25日、阪神)

 金鯱賞でデアリングタクトを撃破したギベオン。最低人気の低評価だったが、迷いなくハナに立つと、直線で驚異の粘り腰を発揮。3冠牝馬の猛追を封じてまんまと逃げ切った。その後は香港遠征を視野に入れていたが、選出がかなわず、ここに参戦。久々のマイル戦だが、18年NHKマイルC2着馬だけに心配はなさそうだ。

 ケイデンスコールは京都金杯で約2年4カ月ぶりの復活Vを飾ると、前走の中山記念でもメンバー最速タイの上がりを繰り出し首差の2着。これまで良績は左回りに集中していたが、右回りでも結果を出し、成長を感じさせる内容だった。今回は得意のマイル戦。春の大目標・安田記念に向けて、新たな勲章をつかみ取る。

 フェブラリーSで2着に食い込んだエアスピネル。中団追走から直線で内に進路を取って、勝ち馬の直後から迫ったが3/4馬身差届かなかった。もともと15年デイリー杯2歳Sなど重賞3勝を挙げ、17年マイルCS2着など芝路線で活躍した実力馬。戦いの場が変わっても、その実力は健在だった。衰え知らずの古豪が久々の重賞Vへ。

 武庫川Sで差し切り勝ちを収め、3連勝でオープン入りを果たしたエアロロノア。初の重賞挑戦となるが、3戦連続で上がりは最速でクラスが上がるごとに、切れ味が増してきた印象だ。重賞の壁を突き破り、4連勝でG1戦線へ。マイル界の新星として頭角を現す。

 休み明けの洛陽Sで5着にまとめたアルジャンナ。脚部不安で8カ月半ぶりの休み明けで勝ち馬から0秒2差なら悪くない。叩き2戦目ならG2でもやれるはずだ。

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