【阪神牝馬S】デゼルが1番人気に応えてV

 大外から差し切ったデゼル(中央)=撮影・石湯恒介
 3週連続重賞勝利の川田(撮影・石湯恒介)
 阪神牝馬Sを制したデゼル(撮影・石湯恒介)
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 「阪神牝馬S・G2」(10日、阪神)

 川田騎乗のデゼル(牝4歳、栗東・友道)が1番人気に応えて差し切りV。道中は後方で折り合いをピタリとつけ、直線は外へ。エンジンがかかり切るまで時間はかかったが、スピードに乗り始めるとグングン加速。同馬主の2番人気マジックキャッスルを首差競り落とし、重賞初制覇でヴィクトリアM(5月16日・東京)の優先出走権を手にした。勝ちタイムは1分32秒0(良)。

 3週連続のJRA重賞Vとなり、今年のJRA重賞8勝目を挙げた川田は「しっかり自分の脚を使ってくれました。(追い切りで)一度またがって、馬の特徴をつかめましたし、その通りの競馬ができました。しまいの脚がいい馬ですし、前半はこの馬のリズムを大事に乗りました」と振り返った。来たる本番へは「距離も大丈夫で、左回りも問題ありません」と力強く話した。

 なお、3着には8番人気のドナウデルタが入った。

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