【ボート】福岡クラシックカウントダウンコラム2

 「ボートレースクラシック・SG」(23日開幕、福岡)

 吉川元浩が前人未到の同一SG3連覇に挑む。2019の戸田開催を優勝し、20年の平和島開催でクラシック連覇を達成。戸田こそ予選2位だったが、平和島では予選4位から大逆転で優勝戦の白カポックをゲット。どちらもエンジンを仕上げ、最後はイン逃げで栄冠をつかんだ。これが1997、98年の西島義則以来となる史上2人目のクラシック連覇だった。

 ただし、近況のリズムはいまいち。2月の近畿地区選(三国)こそ優出2着と活躍したが、「最近の調子はあまり良くない」と認める。周年記念は今年に入ってから、尼崎、からつ、浜名湖、三国に出場したが、いずれも優出には届かず。予選突破さえ1月の尼崎だけだった。

 それでも、今回のクラシックは福岡が舞台。とにかく相性がいい水面だけに、追い風になることは間違いない。07年のグランプリではSG初戴冠。19年にはオールスターも優勝し、これまでのSG4冠のうち2つが福岡。G1も18年6月に続いて、昨年11月にも周年記念を制したばかり。「福岡では調整もレースも合う。何もかも、いつ来てもうまく運ぶ。引っ越したいぐらい」。マスターズ世代に入って充実一途の吉川が、大好きな水面で大記録に挑む。

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