ドバイゴールデンシャヒーン コパノキッキングら最強布陣で米国馬打倒だ

 「魁!海外馬券塾」(3日)

 ドバイゴールデンシャヒーン・G1(27日・UAEメイダン、ダート1200メートル)は、日本馬の苦戦傾向が強いレースだが、今年はサウジCデー諸競走からの転戦となるコパノキッキング、ジャスティン、マテラスカイに加え、レッドルゼルも招待を受諾し過去最強の布陣がそろった。

 サウジでは米国馬が不在という幸運があったが、今回はかないそうにない。1月のパロスバルデスS・G3(米サンタアニタ、ダート1200メートル)を4馬身差で快勝したワイルドマンジャックが参戦を表明。頭の高い走りの典型的な米国の短距離馬で、昨年はドバイで芝のG3を圧勝している。

 実績上位は昨年のBCスプリント・G1(米キーンランド、ダート1200メートル)で2着に入ったシーズィーロケットだ。昨年5連勝で米国スプリント路線のトップに出世した馬で、パワフルな末脚の持ち主。この2頭は前者がD・オニール師、後者がP・ミラー師といずれもドバイ遠征に慣れた厩舎で、勝ち方を熟知している。

 過去にゴールデンシャヒーンに挑んだ日本馬がスピードについて行けず苦戦するのを何度も見てきただけに、有力馬が4頭も出走するのには興奮が収まらない。日本馬として史上初の海外ダートG1制覇(過去にオールウェザーG1の勝ちはあり)を、大いに期待している。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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