【チューリップ賞】エリザベスタワー リズム良し、控えめ時計も高野師納得

 「チューリップ賞・G2」(6日、阪神)

 エルフィンS9着のエリザベスタワーは3日、栗東坂路を登坂。1本目は4F73秒7で駆け上がり体をほぐすと、2本目に4F56秒3-40秒1-12秒5をマーク。抑えを利かせながら、リズム良く加速ラップを刻んだ。

 控えめなタイムだったが、高野師は「1週前(4F51秒7)が結果的に速くなってしまったので、予定を変更しました」と意図を説明。「時計も指示通りだったし、ゴールまで真っすぐ走れた。おおむねいい仕上がりかな」と納得の表情を浮かべた。

 「いかに乗りやすい馬をつくるか。そこにフォーカスしました」と前走の敗戦を基に、中間は気持ちのコントロールを課題に調整。「右回りの方が馬も気分良く走ってくれると思う。あとは自分の走りができれば」と巻き返しに燃えていた。

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