【金鯱賞】デアリングタクト始動戦に向け着々 松山も手応え「しっかり負荷」

 「金鯱賞・G2」(14日、中京)

 4角まで手綱にしっかり従い、外から僚馬をとらえに行く反応は俊敏。3冠牝馬デアリングタクトが3日、始動戦に向けて着々と態勢を整えつつある。

 栗東CWで松山を背に、ベレヌス(4歳3勝クラス)を4馬身ほど追走する形から併入。6F82秒6-37秒1-11秒7に、杉山晴師は「内に行くか外に行くかはジョッキーに任せたが、外を回ったあたり、手応え十分だったんでしょう。冬毛も目立って見栄えはしないけれど、状態は上がってきている」と満足げだ。

 鞍上も手応えを感じている。「先週は力みが気になったけれど、リラックスした感じがあった。動きは良かったし、ある程度しっかり負荷をかけられました。ジャパンCがすごくよく感じていましたし、これだけの馬。そんなに大きくなったとは感じませんが、いいリフレッシュをしてくれました」。どんな走りを見せてくれるか、期待は高まるばかりだ。

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