【ボート】栗城匠が関東地区選で水神祭 今後の目標は「G1で優勝すること」
「関東地区選手権・G1」(18日、多摩川)
地元の栗城匠(25)=東京・118期・A1=が、最終日8RでG1初勝利。4カドからコンマ01のトップSでまくった。初出場のG1で待望の初勝利を挙げ、レース後には、東京支部の先輩たちの手で、水面に放り込まれる水神祭を飾った。
「みんな、喜んでくれたのがうれしかった。楽しかった」と栗城。びしょぬれ姿で喜びを口にしたが、レースそのものには納得していなかった。「Sは全速で行ってなくて、Fじゃなくて良かった。運が良かったです。自分の武器のSが行けなかった。エンジンのおかげですね」と冷静に振り返った。
今後の目標については「G1で優勝することですね。一般戦でも、最低6・50の勝率を挙げたい。今回、調整力のなさが顕著に出た。引き出しが少なすぎるので、地力を付けたい」とレベルアップを誓っていた。