【ボート】後藤翔之がG1初制覇で前進 「行き足、伸びは余裕があった」

 「関東地区選手権・G1」(17日、多摩川)

 準優3レースが行われ、10Rでは、地元の後藤翔之(34)=東京・101期・A1=が2コース差しで快勝し、優勝戦2号艇を獲得。後藤のG1優出は、18年9月の当地周年記念以来となる。

 展示では緩い追い風だったが、本番で7メートルの強い向かい風に急変した。「向かい風の時は、追い風でタッチの感じで行く。入っていると信じて行った」と、コンマ06のトップSで1Mを制した。

 荒れ水面で、安定板も付いたが、「ベタよりも、荒れ水面と向かい風が、自分にとっては良かったかな」と振り返った。3、4日目と調整を外したが、「準優の仕上がりは良かった。行き足、伸びは余裕があった」と、納得の足でG1初制覇を狙う。

 12Rは、予選トップの桐生順平(34)=埼玉・100期・A1=がイン逃げで、優勝戦1号艇を獲得した。また、11Rは3艇がFを切る波乱で、5号艇の飯山泰(42)=東京・81期・A1=が恵まれで1着となった。

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