【ボート】からつG1 山田康二が地元周年制覇に挑む

 「全日本王者決定戦・G1」(26日、からつ)

 準優勝戦が行われ、10Rは山田康二(33)=佐賀・102期・A1=がインからぶっちぎりの快勝で優出一番乗り。「しっかり前に押して一番いい足をしていた。準優メンバーの中でも行き足に余裕があり、十分勝負できる」と仕上がりには合格点を与えた。

 20年後期はA2の苦杯を味わったが、A1に復帰した今期は昨年2月の多摩川周年以来となるG1復帰戦で見事に優出。「久々に走っても結果を残せ、しっかりレースはできている。エンジン勝率が悪くてもここまで来られたのは大きいし、自信につながっている」と目を細めた。

 前走の大村デイリースポーツカップで優勝。そしてG1でも優出と好リズムが続いている。「峰(竜太)さんの活躍を見ていると、上に行きたい」と師匠に続いてビッグレースの奮闘を示したいところだ。

 G1では地元からつで18年12月にダイヤモンドカップでデビュー初V。周年記念制覇へ周囲の期待も高まるが「気負わずいけると思います」と自然体で臨む姿勢だ。

 優勝戦は大会連覇を狙う丸野一樹(滋賀)を筆頭に個性豊かな強豪レーサーが集うが、鋭いターンでライバルの牙城を崩す。地元タイトルは誰にも譲らない。

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