【ボート】からつG1 新田雄史が優勝戦へチャンスを逃さない
「全日本王者決定戦・G1」(25日、からつ)
4日間の予選を戦い抜き、準優勝戦のベスト18が出そろった。深川真二(佐賀)が首位で準優勝戦の1号艇を獲得。新田雄史(35)=三重・96期・A1=は7位で予選を通過を決め、準優勝戦は12Rで3号艇に乗り込む。
1号艇で出番の4日目10Rは4カドから上野真之介(佐賀)の差しが届きバックでは2番手に甘んじだが、1周2Mで気迫のスイッチが点火。真骨頂のスピードターンで上野を逆転し、シリーズ初の1着でゴールを駆け抜けた。
「足は目立つことなく普通くらいで、準優に入ると僕より足のいい人はいる」とコメントこそ控え目だが「乗りやすいですね」と語るように、実戦足はしっかりと仕上がっている。
昨年末はSG・グランプリ(平和島)でファイナリスト入りを果たし、年男の21年はそろそろSG、G1とビッグタイトルが欲しいところ。準優では一瞬のチャンスを逃さず優勝戦のドリームチケットをゲットする。