【ボート】からつG1 地元の古賀繁輝が豪快な3カドまくりで3日目9Rを快勝

 「全日本王者決定戦・G1」(24日、からつ)

 予選3日目は強風のため、5Rから安定板が装着されてレースが行われた。得点率トップは節イチ級に仕上がった丸野一樹(滋賀)。地元勢では、古賀繁輝(34)=佐賀・94期・A1=が9Rで気迫の3コースまくりを決めて待望のシリーズ初白星を勝ち取った。

 追い風8メートルの強風をものともせず、古賀の豪快なリベンジが成功した。安定板が装着された直後の前半5Rは4カドまくりが不発に終わったが、後半の9Rはチルトを0・5に跳ね、レースでは3カドを選択。コンマ07のトップSをぶち込むと、パワフルなターンでライバルをねじ伏せた。

 予選通過へ1回走りの4日目1Rは最低でも5着がノルマ突破の必須条件。ダッシュを生かせる4号艇の出番となれば、再び強気なまくりの再現も期待たっぷり。地元水面で悲願のG1タイトル獲得まで、攻撃の手は一切緩めない。

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