【ボート】からつG1 V候補の吉川元浩が2着条件の勝負駆けに挑む

 「全日本王者決定戦・G1」(24日、からつ)

 予選は3日目を終えて、得点率トップには大会連覇を狙う丸野一樹(滋賀)が立つ。準優進出ボーダーを6・00と想定すると7人が無事故完走で当確。25日は予選最終日の4日目が行われる。

 ドリーム組では馬場貴也(滋賀)、新田雄史(三重)が2走6点、吉川元浩(48)=兵庫・79期・A1=は1走で2着以上が予選通過ノルマとなった。

 吉川が絶体絶命のピンチを乗り越えた。強風の影響により、安定板が装着された3日目11R。1号艇で逃げ切りを狙ったが、2コースから差した安達裕樹(三重)、4コースから最内を突いた馬場にバックでリードを許す苦しい展開に。だが、1周2Mで迫力満点の全速ターンを仕掛けて2艇を丸のみ。大逆転で今節初の1着をたぐり寄せた。

 「クランクシャフトを替えて、劇的ではないけど全体的に足は上向いてきた。下がっていたピット離れもまともになってきた」と入念な整備が実り、舟足は大幅に改善した。注目の4日目は8Rで6号艇の1回走り。進入からコース取りは容易ではないが、準優進出へ最後までファイティングポーズは崩さない。

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