【ボート】からつG1 地元の山田康二が大波乱を演出で3連単は10万円超え
「全日本王者決定戦・G1」(22日、からつ)
からつボートを舞台に、白熱のG1レースの幕が開いた。
初日2Rでは、地元の次世代エース・山田康二(33)=佐賀・102期・A1=が、3コースから痛快なまくりで、1号艇の金子龍介(兵庫)を撃破。2、3着に6、5号艇が続き、3連対の配当は10万1300円と特大ホームランをかっ飛ばした。
前検から「いい調整ができたと思う」と雰囲気は良かったが、後半9Rでも5コースから3着に食い込み、実戦できっちりと結果を残し、幸先のいいスタートを切った。
「前検のペラをベースに、ギアケースを調整して上積みはあった。どちらかと言えば回り足系で、スリット近辺も悪くない」と舟足も進化を遂げ「自分の中では満足できるレベル」と仕上がりには胸を張った。
地元水面では、18年12月のダイヤモンドカップで悲願のG1初優勝。盤石の攻撃態勢を整えて、今度は地元周年で歓喜の再現を狙う。