【ボート】尼崎G1・馬場貴也が再びまくり差しを決めて賞金ランクトップだ!
「尼崎センプルカップ・G1」(16日、尼崎)
“日本最速男”の異名を持つ馬場貴也(36)=滋賀・93期・A1=が、準優勝戦10Rでこん身のハンドルさばきを披露した。4コースのカドからコンマ04のトップSを放つと、内艇の動向を見極めて鋭いまくり差し。インの白井英治(山口)を捉えて1着をゲットした。上がりタイムはなんと1分46秒7。今節では、抜けた一番時計を叩き出した。「(昨年10月鳴門一般戦以来の優出に)久々なので本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
今年の目標は2年ぶり3回目となる年末の大一番・グランプリに出場すること。そのためにも、今年最初のG1戦となるこの尼崎で幸先良く優勝したいところ。
優勝戦は3号艇となるが、「エンジンが良くて出足、体感がいいです。インは後輩の丸野選手(滋賀)だけど、自分が優勝することだけを考えてレースする。グランプリに出るという意識を持って、ベストなレースをしたい」と奮闘を約束した。Vをゲットして、まずは獲得賞金額ランクでトップに立つ。