【愛知杯展望】センテリュオが重賞2勝目を狙う

 主役はエリザベス女王杯5着のセンテリュオ。今がまさに充実期で、2走前のオールカマーで重賞初制覇。2着に下したカレンブーケドールが、次戦のジャパンCでアーモンドアイ、3歳三冠馬2頭と差のない競馬をしたことで、さらに評価が高まった。実績的にトップハンデが濃厚だが、牝馬同士のG3戦なら力は断然。貫禄を見せつける。

 秋華賞で2着に食い込んだマジックキャッスル。中団やや後方を追走し、向正面からデアリングタクトをマーク。3冠牝馬にあと一歩及ばなかったが、胸を張れる内容だった。オークスでも5着に入っているように、ハイレベル世代の一角を担ってきた素質馬。明け4歳の成長力で、年長馬を蹴散らして重賞タイトルを手にする。

 ターコイズSは2番人気に押されながらも、7着と結果が出なかったランブリングアレーだが、外枠に加え、久々のマイル戦で速い流れに戸惑い、脚がたまらなかった感もある。2走前のカシオペアSでは牡馬相手にV。しかも、2着のボッケリーニは次戦で中日新聞杯を勝っている。巻き返しのシーンが見られそうだ。

 中日新聞杯で2着に好走したシゲルピンクダイヤ。最後は勝ち馬に内をすくわれ首差かわされたが、直線半ばでいったんは先頭に立ち、上々の結果だった。19年の桜花賞ではグランアレグリアの2着に入った素質馬。心身ともに成長した今なら重賞初Vの好機。

 昨秋の3戦はひと息の結果に終わったウインマイティーだが、オークス3着馬だけに、立て直した効果に期待する。サトノガーネットは19年中日新聞杯の勝ち馬。展開次第では台頭も十分だ。

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