【競輪】野原雅也が広島で記念初V 最終バックまくりさく裂「すごくうれしい」

 「ひろしまピースカップ・G3」(27日、広島)

 野原雅也(26)=福井・103期・S1=が最終バック手前から4番手まくりを放って快勝。13年7月の福井デビューから7年5カ月目でうれしい記念初制覇を決めた。2着は野原マークの鈴木竜士(東京)、3着には7番手から迫った山口拳矢(岐阜)が入った。

 デビュー時から二世レーサーとして期待を集めた野原がついに記念タイトルを獲得した。町田が果敢に先行し、後方からは山口がいつ襲い掛かってくるか分からない。4番手を確保すると「町田君は掛かっていたし、山口君もスピードがある。とにかくタイミングを見て先に仕掛けたかった」と最終バックからこん身のまくりを放ち、野原マークの鈴木を振り切って真っ先にゴールした。

 「他地区なのに鈴木君が付いてくれてワンツーも決まった。すごくうれしい」と素直に記念初制覇を喜んだ。

 期待や応援をもらっても成績が出ない時期もあったが「脚力も付いて、考えて走れるようになった」と自信は回復。今開催に向けては自転車、シューズなどを一新。それが吉と出て喜びもひとしおだ。「しっかりと大きなレースの決勝に乗りたいし成績を残したい」と来年を見据えた。21年の競輪界を野原色に染め上げる。

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