【競輪】チャレンジファイナルは渡辺雅也が差し切りV 父はG1覇者の渡辺晴智

 「ひろしまピースカップ・G3」(27日、広島)

 最終日の9Rでレインボーカップチャレンジファイナルが争われ、下井竜(三重)のまくりを追う形になった渡辺雅也(19)=静岡・A3・117期=が抜け出してV。中団から踏んだ佐藤礼文(茨城)が2着、下井が3着に入り、この3人が28日付けでA級2班に昇班する。

 渡辺は同県の仁藤秀を連れて奮闘を誓ったが、残念ながら仁藤が最終3角で落車(再入8着)。「仁藤さんと決められなかったのが悔しい」と仁藤を思いやったが、気を取り直してからは「今年最後のレースで決められて良かった」とホッとした表情に変わった。

 父は現役レーサーでタイトルホルダーの渡辺晴智(47)=73期・S1。ここに向けては「自分のレースをして気合で勝ってこい」と送りだされたが「勝つと褒められるし、勝ち切れて良かった」とニッコリ。

 「力強い走りを見てた」と今開催の決勝に駒を進めた同期の山口拳矢(岐阜)や町田太我(広島)にも刺激を受けているが、今後に関しては「同門の長田竜拳(20)=117期・A2=より先にS級に上がりたい」と目標を掲げた。静岡のスター候補生の今後が楽しみだ。

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