【競輪】岩本俊介が滝澤正光杯V 8月の松戸以来、3回目のG3優勝

 「滝澤正光杯 in 松戸」(13日、松戸)

 千葉記念の代替開催最終日の12Rで決勝戦が行われ、岩本俊介(36)=千葉・94期・S1=が地元記念の初優勝を飾った。先行した熊本コンビを3番手で追走し、中本匠栄の番手まくりに乗って最終3角から抜け出した。岩本のG3優勝は8月の松戸記念以来で3回目。2着には岩本マークの和田健太郎、3着には吉沢純平が入った。

 「松戸に愛されてますね。地元は7割増し。優勝できて良かった」と岩本。8月に続く松戸開催のG3連続優勝。休催中の千葉競輪は来年、1周250メートルの屋内木製バンクに生まれ変わる。開催運営も一新されて、記念レースは行わない。千葉記念は今回が最後となり、滝澤正光杯は松戸記念に引き継がれる。

 初手の並びは5番手。岩本はインを切りに動くと、先行した熊本勢の3番手を確保。「最高の展開だった。中本君がハコから出て、その上を行けたし脚も良かった」と振り返る。最終3角から自信を持って踏み込むと一気に先頭へ抜け出した。

 最後の千葉記念を制した岩本にとって、来年はG1制覇が視野に入ってきた。「なんとなくタイトルが見えてきた。味方の選手と頑張ってやっていきたい」。同県から今年のグランプリに出場する和田健太郎に続き、2021年は岩本がS級S班の座を狙う戦いに臨む。

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