【ボート】斉藤仁がとこなめ周年V 7年半ぶり3回目のG1制覇にニッコリ

 1号艇の斉藤仁(43)=東京・83期A1=が、インからコンマ03のトップSを決めて逃げ切り完勝。13年5月若松周年以来、3回目のG1を飾った。2着は平本真之、3着には松村敏が入り、3連単は1番人気での決着となった。

 7年半ものブランクがようやく埋まった。斉藤は「夢のよう」と久々のG1制覇を喜んだ。3周2Mを通過すると、最後の直線は可能な限りスタンドへ寄せて走行。左手で2回ガッツポーズを作りながらゴールを駆け抜けた。

 完勝だった。インからコンマ03のS。「準優に乗れた時点で(優勝の)チャンスがある足だと思ってたし、分かる範囲での速いSも行けていた」。松村が3カドに引いて重圧を掛けたが「自分のことだけ考えていた」と意に介さず、マイペースを貫いた。

 昨年12月の多摩川で転覆し、その後3カ月を休養。そのため「今年の賞金戦線は考えずにきた」と話す。このVで来年のSG・クラシック(3月23~28日・福岡)への出場権をゲット。21年へ向けて弾みはついたに違いない。

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