【天皇賞展望】女王アーモンドアイが史上最多となる芝G1V8を狙う

 「天皇賞(秋)・G1」(11月1日、東京)

 現役最強牝馬が偉業に挑む。国内外のG1で7勝をマークしているアーモンドアイが、84年のグレード制導入以降で最多となるG1V8を狙う。前走の安田記念は2着に敗れたが、昨年は同レース3着から巻き返してVをつかんだ。国枝師も「昨年と同じローテーションで予定通り。心配な点はない」と力を込める。歴史的な瞬間が訪れるかもしれない。

 偉業達成に待ったをかけ、世代交代をもくろむのが1歳年下の牝馬クロノジェネシス。前走の宝塚記念では、並み居る強豪牡馬を相手に6馬身差のワンサイドV。昨年の秋華賞に続く、2度目のG1制覇を決めた。初対決となる女王を相手にどんなパフォーマンスを見せるのか注目だ。

 春の天皇賞を連覇したフィエールマンが秋盾に初参戦。熱発で復帰戦に予定していたオールカマーを回避したが、美浦Wでの1週前追いで軽快な動きを披露したように不安はなさそう。史上6頭目となる天皇賞春秋制覇を飾り、牡馬の意地を見せることができるか。

 宝塚記念→京都大賞典と連続2着で復調ムードのキセキや、18年有馬記念以来となるG1Vを狙うブラストワンピース、そして昨年の2着馬ダノンプレミアムなども侮れない存在だ。

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