【菊花賞】福永祐一「高揚感が出てきた」コントレイルと偉業達成へ【一問一答】

 「菊花賞・G1」(25日、京都)

 05年の父ディープインパクト以来、史上3頭目となる無敗三冠を狙うコントレイルが21日、栗東坂路で最終追い切りを行った。偉業達成に向け、心身ともに態勢万全を見せつけたパートナーについて、鞍上の福永祐一騎手(43)=栗東・フリー=が語った

 ◇  ◇

 -ひと夏を越して、コントレイルの成長具合は。

 「大きな馬体の変化は感じられないけど、後ろ脚の使い方が良くなってきました。そうなるとストライドが伸びるので、体の使い方が良くなる。前走の神戸新聞杯では反応速度が速くなったように感じました」

 -未知の3000メートルについては。

 「ダービーと同じでやってみなければ分からないけど、走る上で一番必要な折り合い面は問題ないので、こなせる下地はあります。皐月賞の頃から上手に走れるようになったし、どんな競馬でもできるのは強み。あまり不安はないですね」

 -コントレイルは、自分にとって、どんな存在か。

 「騎手人生の中心にいる馬。やりがいにつながっているし、人生の張りになっています」

 -現時点でのプレッシャーは。

 「さっきまではいつもと変わらない感じだったけど、(報道陣に)囲まれて、高揚感が出てきた感じ(笑)」

 -意気込みを。

 「周りは大丈夫だと言うけど、競馬に絶対はない。気を引き締めて臨みたい」

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