史上初となる無敗での牝馬三冠を達成したデアリングタクト（牝３歳、栗東・杉山晴）が一夜明けた１９日、栗東トレセンで元気な姿を披露した。帰厩は日曜の午後６時半ごろ。池水助手は「落ち着いて普段通りですね。カイバも元気にいつも通り食べています」と様子を伝えた。

　「無事に終わって良かった。ホッとしました。うれしいというより、馬に感謝です。競馬の歴史に名が残ると思いますし、おめでとうと言いたいです」と愛馬にメッセージを送る。今後は古馬との対戦が待つとあって、「次からはまた、挑戦者として競馬をしていきたいです」と決意を新たにしていた。