【スプリンターズS展望】グランアレグリアがスプリント界制圧へ

 「スプリンターズS・G1」(4日、中山)

 秋のG1シリーズ開幕を告げる電撃戦。4歳牝馬グランアレグリアに注目が集まる。春は高松宮記念2着後、安田記念で強敵アーモンドアイを撃破し、短距離界の新女王誕生を告げた。藤沢和師は「高松宮記念は道悪で外々を回る競馬で好走しているし、千二は問題ないよ」とスプリント界制圧を見据える。ルメールも「スムーズな競馬ができればメチャクチャ強い馬」と久々のコンビ結成を楽しみにしている様子だ。

 迎え撃つは春秋スプリントG1制覇を狙うモズスーパーフレア。昨年同様に北九州記念(2着)をステップに本番へ照準を定めた。1週前は栗東坂路で4F50秒2-12秒3の好時計。騎乗した松若は「1回使って、息も中身もできていますね」と上積みを強調する。

 ダノンスマッシュは前哨戦のセントウルSを制し、6つ目の重賞タイトルをゲット。悲願のG1獲りへ、弾みをつけてきた。キーンランドCで15着に大敗したダイアトニックも巻き返しに虎視たんたん。安田隆師は「前走は道悪が原因。参考外だと思っています」と振り返る。名手・横山典との初コンビで再び輝きを放つか。

 北九州記念Vのレッドアンシェル、昨年の高松宮記念覇者ミスターメロディ、キーンランドC勝ち馬エイティーンガール、同2着ライトオンキューもV争いに加わってきそうだ。

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