【北九州記念展望】モズスーパーフレア中心も快速馬がそろって混戦ムード

 「北九州記念・G3」(23日、小倉)

 主役は高松宮記念で待望のG1初制覇を飾ったモズスーパーフレア。1位入線馬の降着による繰り上がりでのVとなったが、かわされてからも踏ん張り、最後まで諦めなかったことが勝利につながった。前走後は放牧を挟んで充電完了。トップハンデが確実でも、正真正銘のVを決めてみせる。

 アイビスSDで重賞初挑戦初Vを飾ったジョーカナチャン。好スタートを決めて、外に切り込みながらハナを奪うと、2着馬の猛追を抑えて千直女王の座を射止めた。ベスト舞台は千直だが、6F戦も守備範囲。重賞連勝で、サマースプリントシリーズ制覇に王手を懸ける。

 CBC賞3着のレッドアンシェルは、ハンデ57キロを背負っていた分、最後はジリジリの伸びになったが、復調を示すには十分な内容だった。昨年のCBC賞V後に脚部不安を発症。休養から復帰後も不本意な結果が続いたが、ようやく本調子に近づいてきた。叩き3戦目で完全復活といく。

 CBC賞は11番人気の低評価ながら2着に奮闘したアンヴァル。好位でスムーズに流れに乗ると、直線でも最後までしぶとく脚を伸ばした。暑い時季に調子を上げる夏馬で、昨年の当レースも3着に好走。フロック視するのは危険だ。福島テレビオープンVのトゥラヴェスーラの勢いも侮れない。藤田菜七子とのコンビで注目を集めるラブカンプー、2月のシルクロードSを制しているアウィルアウェイも上位争いが期待できる。

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