【POG】デアリングタクトの全妹マオノジーナスがゲート試験合格(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。これからのデビューに向けて準備を進める若駒を中心に東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 新馬に出走投票する馬もだいぶ増えてきて除外も多く出ていますが、来週も芝1800m以外はだいぶ登録数が多くなりそう。調教でなかなかいい時計を出しているカラパタール(牝、池上、父カレンブラックヒル、母ロッシェノワール)は東スポ杯2歳Sで2着の実績があるアガラスの異父妹。8月5日には南Wで71秒0ー54秒8ー40秒7ー12秒2としまいをきっちりまとめています。8月15日の新潟・芝1400m(牝馬限定)に丸山で出走を予定している。

 シュバルツカイザー(牡、大竹、父Dark Angel、母Fashionable)は期待の外国産馬。まだ心身ともに幼い面が残っているような感じですが「しまいに反応できるように教えているところ。実戦でどんな競馬ができるか」と大竹師。8月15日の新潟・芝1600mに石橋脩で予定しています。

 ピュアブラッド(牡、尾関、父オルフェーヴル、母クィーンアマポーラ)の祖母はエリザベス女王杯を勝っているリトルアマポーラという血統。「気難しい面がありますが、能力は高そうですよ」と尾関師。8月16日、新潟・芝1800mに吉田豊で予定。同レースにはフィエラブラス(牡、手塚、父キングカメハメハ、母イタリアンレッド)も武藤で出走予定。

 今年の牝馬2冠馬デアリングタクトの全妹マオノジーナス(牝、黒岩、父エピファネイア、母デアリングバード)が入厩し8月5日にゲート試験を合格しています。

 ヒシシュシュ(牝、中舘、父ディープインパクト、母ヒシラストレディ)が再入厩しました。祖母は師が現役騎手時代にコンビを組んでいたヒシアマゾンと注目の血統です。「410キロと小柄ですが、大きく見せますし、育成先での動きも上々。トレセンで速い追い切りはこれからですが、楽しみな馬です」と中舘師。8月30日の新潟・芝2000mを田辺で予定している。(馬三郎美浦支局・木村)

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