【ナッソーS】ディアドラ最下位 ディープ産駒ファンシーブルーが父の命日に弔い星

 「ナッソーS・英G1」(30日、グッドウッド)

 連覇を狙った日本のディアドラ(牝6歳、栗東・橋田)は、道中3番手の外で運ぶも直線半ばで息切れし、最下位7着に敗れた。マーフィーは「直線に向いて仕掛けた時、なぜかあまり反応がありませんでした」と回顧。橋田師は「前回に続いてゲートに入るのをいやがるなど、競馬に対する前向きさがなくなっているように感じました。引き続きニューマーケットでの調教を続けますが、次走については調教内容を変えながら、様子を見て決めていきたい」と話した。

 勝ったのはムーア騎乗の愛国馬ファンシーブルー(牝3歳)。2番手からしぶとく末脚を伸ばし、ディアヌ賞(仏オークス)に続くG1制覇を達成。父ディープインパクトの命日に弔い星をささげた。

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