【クイーンS】ナルハヤ軽快「状態いい」菜七子、芝重賞初Vへ気合「結果で応えたい」

 「クイーンS・G3」(8月2日、札幌)

 藤田菜七子とのコンビで一発を狙うナルハヤが29日、好気配をアピールした。

 ナルハヤは藤田菜七子を背に札幌の芝を軽快に駆け抜けた。単走で前半から徐々にピッチを上げ、最後は流し気味にフィニッシュ。6F81秒7-38秒1-12秒7をマークした。

 鞍上は「(先週までに)栗東である程度は追ってきてあるので、確認の意味での追い切りです」と話し、「レースの時とは雰囲気が違い、すごくリラックスして走れていました。しまいも追えば反応してくれそうな感じ」と好感触。「変わらず状態はいいと思います」と納得の表情を浮かべた。

 前走のマーメイドSは逃げ粘って、見せ場十分の4着。重賞でも期待を持たせる内容だった。「一戦ごとに頑張ってくれている。ずっと乗せていただいていることに感謝しているし、結果で応えたい」。19年カペラSでのコパノキッキング以来となる、自身のJRA重賞2勝目、芝の重賞初制覇へ強い意気込みを見せた。

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