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ディープ産駒「シーヴ19」に史上最高額5億1000万!“ショウナン”国本氏が落札

 「セレクトセール2020」(13日、ノーザンホースパーク)

 初日は1歳馬249頭が上場。新型コロナの影響により、セリに登録した馬主数は前年比10%減、海外からのバイヤーの姿もなかった(日本在住の代理人のみ)が、例年と変わらぬ活況ぶり。とりわけ昨夏急死したディープインパクトの子は軒並み高値で取引され、「シーヴ19」(牡)が1歳セリ史上最高額となる5億1000万円で落札されるなど残された希少な血を巡ってし烈な争いが展開された(※価格は全て税抜き)。

 新型コロナウイルス感染拡大防止対策により、来場者を制限して行われた今回。例年ほどの活気はないかと思いきや、バイヤーたちは明らかにギラついていた。

 今セール最大の注目は、昨夏にこの世を去ったディープインパクトの産駒13頭の行方。中でも、ひときわ熱視線を浴びたのは「シーヴ19」(牡)だ。1億円からスタートすると、会場がどよめく間すら与えず値がどんどんつり上がり、驚がくの5億1000万円でハンマープライスとなった。

 この日、同じ父を持つ「フォエヴァーダーリング19」(牡)が1歳セリ史上最高額となる4億円で(株)ダノックスに取引されたが、すぐさま記録を更新してみせた。落札したのは“ショウナン”の冠名で知られる国本哲秀氏。「行くだけ行こうと思っていました。10億までは降りるつもりはなかったです。3、4回は下見に来ていたから、最初からこの馬に決めていました。とにかく走ってくれれば」と期待を寄せた。

 ノーザンファームの吉田勝己代表は「久しぶりにしびれたね。血統もすごくいいけど驚き」と目を丸くする。ディープを管理していた池江泰郎元調教師は「産駒が相変わらず評判となってうれしい限り。どの馬もディープらしい素軽い動きをしている」と笑みを浮かべていた。

 同産駒は残すところ1歳と当歳世代のみ。1頭のみ取引が成立せず主取りとなったものの、13頭中9頭が1億円超えを記録した。「ディープのほぼ最後のセリだからね。ノーザンファーム生産の当歳は2頭ほどいるけど、来年セリに出るかは分からないから」と吉田代表が話す通り、希少な血を巡る、し烈な争いが繰り広げられた一日でもあった。

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