【中京記念展望】今年も3歳馬が中心

 「中京記念・G3」(19日、阪神)

 12年から日程が3月から7月に移動し、距離も芝1600メートルに短縮。サマーマイルシリーズの開幕戦として行われてきたが、今年から米子Sが第1戦となり、2戦目に変更された。リニューアル後は1番人気が(1025)と不振で、13~15年は2桁人気馬が2着。16年はも7、6番人気で決着。ハンデ戦らしく、波乱の余地は十分だ。

 昨年ワンツーを決めた3歳勢。今年もNHKマイルC3着馬ギルデッドミラーが参戦する。まだタイトルこそないが、マイル路線で活躍が見込める好素材。秋のさらなる飛躍を見据えて、サマーマイルシリーズ王者を狙う。

 ヴィクトリアMで4着に健闘したトロワゼトワル。勝ち馬アーモンドアイには差をつけられたが、ゴール寸前まで粘って見せ場十分の内容だった。昨秋の京成杯AHでは日本レコードを刻み、重賞初制覇。時計勝負になれば、後続を完封するシーンも十分だ。

 プリンスリターンはNHKマイルC15着以来。帰厩して間もないが、調教の動き自体は実にシャープ。力は出せる仕上がりだ。朝日杯FS5着、シンザン記念2着、アーリントンC3着とマイル重賞で好戦した素質馬。同世代のライバル&古馬撃破で重賞初Vを狙う。

 エプソムCは2着に敗れたソーグリッタリング。好位の内で脚を温存し、ゴール前では馬群をさばいて鋭く伸びていた。勝ち馬はとらえ切れなかったが、収穫のある内容だった。重賞では惜しい競馬が続いているが、川田との再コンビで今度こそVをつかむ。

 都大路Sでオープン2勝目を飾ったベステンダンク。2走前のマイラーズCでも2着と8歳を迎えても衰え知らず。引き続き、要警戒。安土城Sで差し切りVを決めたエントシャイデンも押さえたい。

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