【新馬戦】注目の高額馬ダノンシュネラがV(11日)
「2歳新馬」(阪神5R・芝1600m)
19年セレクトセールで1億7820万円(税込み)の高値をつけた川田将雅騎乗のダノンシュネラ(牡、父ドゥラメンテ、栗東・池江)が、1番人気の支持に応えてメイクデビューを快勝した。叔父にドバイターフを勝ったリアルスティールや、昨年のオークスを勝ったラヴズオンリーユーが叔母にいる良血馬。中団追走から勝負どころで外を回って進出すると、直線は力強い伸びを見せて2着の3番人気フォティノースに1馬身差をつけた。勝ちタイムは1分38秒7。さらに鼻差の3着には4番人気のアルムファーツリー、勝ち馬と同じ19年セレクトセールで8640万円(同)で落札された2番人気チカリヨンは4着に敗れた。川田騎手は「こういう馬場なので終始進みづらく、バランスを崩しながらでしたが勝ち切ってくれました。改めて、乾いた馬場で走らせたいですね」と振り返っていた。