【エクリプスS】ガイヤースが逃げ切りV、エネイブルは2着、ディアドラは5着
「エクリプスS・英G1」(5日、サンダウン)
W・ビュイック騎乗のガイヤース(牡5歳、英国)が逃げ切り勝ちでG1・3勝目を挙げた。17、18年凱旋門賞連覇などG1・10勝の名牝エネイブル(牝6歳、英国)は2着、ニューマーケットに滞在して海外遠征を続けているディアドラ(牝6歳、栗東・橋田)は5着だった。
レースは予想通りガイヤースが逃げる展開となり、ジャパンが2番手で続き、好スタートを決めたディアドラは、後方待機ではなく3番手につけた。エネイブルは5番手からの追走。
ガイヤースは淡々とマイペースで隊列をリード。約800メートルの最後の直線に入っても勢いは衰えない。残り600メートルあたりでエネイブルがデットーリのゴーサインにこたえてスパートをかけたが、なかなか前との差は詰まらない。ガイヤースはそのまま後続を寄せ付けず悠々と先頭でフィニッシュ。エネイブルはジャパンとの激しい争いを制して2着を確保した。ジャパンが3着。ディアドラはエネイブルにかわされたあといったん後方に下がったが、ゴール前で盛り返して5着でゴールした。