【CBC賞】アッと驚く逃走劇!斎藤&ラブカンプーが重賞初制覇

まんまと逃げ切るラブカンプー、初重賞勝利の鞍上斉藤新は歓喜のガッツポーズ=阪神競馬場(撮影・石湯恒介)
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 「CBC賞・G3」(5日、阪神)

 大波乱の結末だ。勝ったのは単勝13番人気のラブカンプー。18年スプリンターズS2着以降、15戦中13戦が2桁着順という極度の不振に陥っていた5歳牝馬を、デビュー2年目の若武者・斎藤が復活へと導き、人馬そろって重賞初制覇となった。

 「枠や斤量、そして馬場を考えて、きょうは積極的な競馬を心掛けていた」という鞍上の言葉通り、2枠3番から絶好のスタートを決めると、迷わずハナへ。直線を迎えても脚色は衰えず、最後は後続に1馬身3/4差をつける完勝劇だった。「ラブカンプーがしっかりこたえてくれて、こみ上げてくるものが大きかった。関係者の方には、感謝しかないです」と重賞初Vの味をかみしめた。

 2着は11番人気のアンヴァル、3着には3番人気レッドアンシェルが入り、3連単は244万円超えとなった。

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