【CBC賞】ショウナンアンセム復活果たす 調整順調、田中剛師「あとは輸送」

 「CBC賞・G3」(5日、阪神)

 ショウナンアンセムが1年ぶりに復帰する。19年のCBC賞12着後に、左前脚の屈腱炎が判明、長期休養を余儀なくされた。田中剛師は「レース当日の馬場が悪くて、どうやらレース中に脚を痛めてしまったらしい。屈腱炎と分かった時は残念だったが、多くの方々のおかげで復帰できるところまできた」と周囲に感謝する。

 放牧先から美浦に帰厩したのが5月28日。入念に乗り込み、態勢を整えてきた。6月3日から時計を出し始め、1週前の24日には坂路で4F51秒7-37秒7-12秒8の好タイムをマーク。指揮官は「1週前も強めに追ったが、今週も坂路で強めに追う予定。馬体重はプラス10キロぐらいで出走できると思う。良馬場の方がいいだろうが、多少なら馬場が渋っても大丈夫。あとは阪神競馬場への輸送がうまくいってくれればいいね」と話した。

 19年の高松宮記念3着の実力馬。「G1・3着はすごい。次につながる競馬ができれば」とトレーナーは控えめな姿勢を見せながらも、復活する姿を待っている。

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