【競輪】郡司浩平が取手記念優勝 絶好のまくりでG3V8
「水戸黄門賞・G3」(30日、取手)
開催最終日の11Rで決勝戦が行われ、郡司浩平(29)=神奈川・99期・SS=が優勝した。最終2角から番手まくりを放って、3月の玉野以来となる通算通算8回目のG3制覇を果たした。2着に吉田拓矢(茨城)、3着には平原康多(埼玉)が入った。
アクシデントにも動じず、しっかりと力を発揮した。郡司は打鐘で中団から上昇し、前受けの菅田壱道(宮城)と主導権争い。同4角で両者の後位がもつれて3人が落車。先行した菅田の番手にはまった郡司は、最終2角から仕掛けてそのまま押し切った。
「後ろで落車の音が聞こえましたが、自分の行ける位置からしっかり仕掛けようと。体の状態は良かったので、それが結果に表れてうれしいです」
今年2回目のG3制覇を果たし、次開催のG2・サマーナイトフェスティバル(7月10~12日、平)に弾みをつけた。「次走に向けて力をつけて、いいレースができるように頑張ります」と口元を引き締めた。